339が昔読んでたマンガシリーズ その②:キン肉マン
キン肉マンと言えば、
週刊少年ジャンプで連載していた、
339世代の男子が漏れなく読んでいた、
あまりにも有名なマンガなので、
細かい説明は省略しますが、
一言でいうと、
「キン肉マンとその仲間達が、敵と闘う話」
です。 ← ジャンプのマンガは大体そう
ちなみにキン肉マン達はフツーの人間ではありません。超人です。
なので、闘う相手も超人です。
最初の頃は、怪獣とも闘ってましたが…
「正義超人」とか「悪魔超人」とか「完璧超人」とか、いろいろな超人が現れますが、
「野球超人(アストロ超人)」は出てきませんので安心してください。
キン肉マンも属する「正義超人」の1人に、
「ジェロニモ」という男がいるのですが、
このジェロニモは、自分のことを「オラ」と言い、語尾には必ず「ズラ」をつける、憎めない超人。
そんなジェロニモさんは、「悪魔超人」のなかでもさらに上のランクの「悪魔六騎士」の1人である「サンシャイン」ていう、空前絶後のチョー強い超人と闘うのですが、
実力差がある為、ボッコボコにやられます。(最後には勝ちますが)
あまりにもジェロニモが弱いので、キン肉マン達は、
「ジェロニモって、もしかして、フツーの人間なのでは?」
と、疑います。
でも、最後にはジェロニモが勝ったので、その疑いは晴れるのですが、
そのあとすぐジェロニモは死にかけます。
瀕死のジェロニモを救うために、キン肉マンはじめ正義超人の仲間達が、
自分の超人パワーをちょっとずつジェロニモにわけてあげる、
っていうフツーの人間界でいうところの『輸血』をしてあげるのですが、
ジェロニモの体には超人パワーが吸収されません。
みんなが『なんでだろう?』と不思議がっていると、
ジェロニモさんはこう言いました。
『だってオラは、人間だから』
このセリフは、キン肉マンの中でも、トップ3に入ると思われる『名言』です。339が勝手にそう決めました。
世間的には、相田みつをさんの、
『つまづいたって いいじゃないか 人間だもの』
の方が有名かもしれませんが、
相田みつをさんの『人間だもの』より、
相田ジェロニモさんの『人間だから』 ← たぶん名字は相田ではない
の方が、339にとっては、本家で元祖なのです。
…さて、そんな流れで、みんな大好き『アストロ球団』の3巻の感想に突入しますが、
なんと3巻の冒頭で、アストロツーこと上野球二(だれ?)が亡くなりました。
ブラック球団のピッチャー:無七志(むなし)の「殺人L字投法」によって命を絶たれたのです。
瀕死の状態の球二に、アストロメンバーが声をかけます。
『これくらいのことで…アストロ超人の名が泣くぞ!』
と。
その声かけにたいして球二(旧名:球太)は、こう言います。
「…違いまんね…実は…わいは…超人や…あらしまへんね」
と。
そう。球二は超人ではなく、フツーの人間でした。
フツーの人間なのに超人として振る舞っていたのです。ガッツで。すげー!
…て、それ、ジェロニモと一緒じゃーん!
てか、同じ『少年ジャンプ』、同じ『超人』つながりで、
ジェロニモよりも10年以上も前に球二が同じことやってんじゃーん!!
という驚き。
『本家で元祖』は、ジェロニモではありませんでした。
いや、別に、キン肉マンがアストロ球団をパクったとか、
そんな小さいこと、しょうもないことを言いたいわけではありません。
野球超人:上野球二のアストロ魂は、
正義超人:ジェロニモに受け継がれ、
詩集超人:相田みつをさんに受け継がれたのでしょう。 ← 怒られるゾ
と、言いたい。
で、キャッチャーを失ったアストロ球団ですが、
その直後に、小児マヒで左手を上手く動かすことができないながらも、
アストロ球団のマネージャーとして頑張っていた『チビスケ』が、
雷に撃たれたショックで、野球超人として生まれ変わり、
『二代目上野球二』を襲名しました。
なんやそれ。