卓球部に入って死にかけた話
夏休み中、
キャプテン翼を読み返してて、
小学生編、
中学生編、
ジュニアユース編、
また小学生編、
と、永久ループにはまってしまった339です。
339が小学校6年生の時、何でか忘れましたが、
ウチのクラスは「皆で毎朝走ろう」っていう謎のイベントが発生し、
グラウンド一周したら、シールを一つ貼る(…いや、何キロ毎にシール一つだったかな?)ってことをやっていました。
さすがに6年生ともなると、
みんな賢くなってきてるので、
そんなに必死に走る人はいないのですが、
339はアホなので、本気で毎日10周以上走っていました。
なので、クラスで一番にシールがハジッコに到達したと思います。
で、二時間目と三時間目の間の休み時間にはサッカーで遊び、
給食の後の昼休みにもサッカーで遊び、
六時間目が終わって、家に帰ったら、ランドセルをおいて学校に戻り、またサッカーしてました。
そりゃ上手くもなりますわ、つって。
他のクラスとサッカーで対決すると、圧倒的にウチのクラスが強かったのを覚えています。
練習って大事だなと。
そんなんだから、当然中学もサッカー部?って思いがちですが、
339は中学では卓球部に入りました。
なぜか?
それは、339の生まれつきの目の病気が原因なのですが、
簡単にいうと、339は暗いところでは、ほぼ何も見えません。
いわゆる「鳥目」なのですが、
小学校の5年か6年の、林間学校の時に、キャンプファイヤーやって、そのあと、森の中のテントに泊まるっていうのがあったのですが、
その時、クラスのみんなが、
めちゃくちゃ優しくて(今でも優しいけど)、
クラスのほぼ全員の男子が、
339をフォローしてくれました。
手を引いてくれる人もいれば、
「こっから階段だよ!」って言ってくれる人もいたり、
申し訳ないくらい、みんな助けてくれてすごく嬉しかったのを覚えています。
それは、すごく嬉しかったのですが、
中学生になって、部活を決めるってなったときに、
ちょっとシミュレーションしてしまいました。
・5、6年生の時に毎日のようにサッカーして遊んでたクラスメイトのほとんどがサッカー部に入るだろう。
・練習終わって日が暮れて、一年坊主は道具の片付けやグラウンドの整備をしないといけないのに、339はそれをできないだろう(暗くて見えないから)
・そしてそんな339を皆は助けてくれるだろう(キャンプファイヤーの時みたく)
てのが、ちょっと嫌だなと。
なんか自分だけ雑用しないっていうのがね。
なんかちょっと負い目というか、引け目というか。
あと、そういう細かいことは想像するくせに、
「自分からサッカーとったらどんだけツラくなるのか?」
っていうことを想像できなかったので、
「帰宅部でいーや」
と決心しました。
ウチの中学は、屋内の運動部は、バスケと卓球しかなかったんです。
どっちも興味がなかったので、選択肢にすらあがりませんでした。
ダッシュ勝平は見てましたが。
そんなある日、親友のクマザワくんが、
「卓球部の見学に一緒に行こうよ」
と言うので、
「良ーよ」
つって、一緒に行きました。
で、そこで卓球に魅了される…ハズもなく、なんの感情も抱かずに帰ったのですが、
週末にクマザワくんの家で遊んでたら、
「ちょっと卓球しに行こう」と誘われて、
クマザワくんとクマザワくんのお父さんと3人で「町の卓球道場」みたいなところに行きました。
そこは会員じゃなくても有料で卓球させてくれるとこで、
そこでクマザワくん親子と卓球して遊びました。
そこで卓球に魅了される…ハズもなかったのですが、
その時クワザワくんに
「一緒に卓球部入ろうよ」
って言われて、
「良ーよ」
と言いました。
で、卓球部に入ることを決めました。
あっさりと。
で…、えっ?
いつ死にかけるのかって?
それはね…、
次回に続く。