「逆・アストロ精神」で挑め!
339です。
『アストロ球団』をようやく9巻まで読み終えました。
「全然進んでないじゃん!さては面白くないんだろ?!」
っていうツッコミについては、甘んじて受けますが、 ← 甘んじて受けて良いのは作者だけ
その間、『キャプテン翼』を4、5回読み直し、Huluで『ADブギ』と『ADリターンズ』も鑑賞したので、
「やっぱりアストロつまんない疑惑」が出るのも仕方がないか。
昔は気づきませんでしたが、『キャプテン翼』のアストロっぷりもまあまあヒドくて、
翼は「この試合で死んでもかまわない!」とか言うし、
若島津は「今のでオレの右手は完全に死んだ。あとは頼む」とか言うし、
心臓病の三杉くんについては、もう問題外。
死ぬ気でがんばるという三杉くん
死ぬ気でがんばった結果
でもやっぱり本家「アストロ」はさすがで、
『たかがオープン戦の1試合に命懸け』
で闘っています。
対戦相手:ロッテの監督は、あの金やん(金田正一さん)ご本人。
昔の漫画は良く「ご本人」がでてましたよね。今では肖像権の問題とかでNGなのでしょうか?
「金やんって誰?」ていう読者の方に、説明すると、
今も何かのコマーシャルに出演されている、この方です。
男の子が家に帰ってきて、「勝ったよー!」ていうと、
「よっしゃー!勝ったかー!!」とおじいちゃんが喜ぶコマーシャルなのですが、
そんなに孫の試合の結果が気になるなら、家にいないで見に行けや!
と思います。そんな金やんのことが気になって、何のコマーシャルなのか、さっぱりわかりません。
その金やんがアストロに負けないようにと、汚い作戦をあれやこれやと実行してくるのですが、
極め付けは、
「アストロのエース:球一の頭にボールをぶつけて殺す」
という作戦で、
これでまんまと球一はダウン!
気絶する前にバットで、金やんをシバこうとするのですが、未遂に終わりました。
硬球を頭にぶつけられて、血をながして、気絶した球一を、
アストロのメンバーは、病院にはつれていかずに、
『とりあえず、一塁ベース上に寝かせる』
↑一塁ベースを枕にして寝かす の図
という苦肉の策で乗り切り、
守備の時は、
『センターに寝かせておく』
という苦肉の策Part2で乗り切りました。
『寝れば治る』の考え方ですね。
それが効を奏したのか、
最後は、球一が意識を取り戻し、
殺されかける前にあみだした魔球『スカイラブ投法』で、
相手の腕を崩壊させるも、自身の魔球に体が耐え切れず、自分の体も崩壊。
結局、最後の最後に助っ人として現れたアストロ超人の一人である、カミソリの竜の『コホーテク彗星打法』をきっかけに逆転し、
なんとかロッテに(オープン戦で)勝利しました。
試合が終わると、試合中は、とんだクソ野郎だった金やんが、
「実は、お前たちアストロのことを思って、心を鬼にして、あんなことやこんなことをしたんやで」
と、急に良い人になりますが、
連載当時、ご本人サイドからクレームがあったから、急に良い人にしたんじゃないか?
と、疑ってしまいます。
ま、そんなことどうでも良いんですけどね。
ということで、前置きはここまでで、
タイトルの『「逆・アストロ精神」で挑め!』について、
語ろうと思ったのですが、
それは…、また次回に。